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ディーラーで新車を購入し、ついでにカーフィルムをお願いするお客様も多いと思います。
作業難易度が高い車種では、驚くほど割り切った仕上げとなっているのがディーラーのオプションカーフィルムなのでご注意ください。
専門店から見て、ディーラーのオプションカーフィルムは金額と仕上がりで少しもったいないなぁと思うので、その違いをご説明させて頂きます。
ディーラーでの純正オプションカーフィルムは止めた方がいいと思う理由!
ディーラーのオプションカーフィルムはコンピュータカットによる商品がほとんどです。
ネット、カー用品店で車種別カットフィルムとして売られている物と同じです。(素材は不明)
そしてディーラーのカーコーティング同様に営業スタッフはこのオプションカーフィルムを自分の車に選択することはまずありません。
リアガラスも画像のように2分割、3分割の重ね貼りなので非常に見栄えが良くありません。
つなぎ貼り、重ね貼りは専門店から見たら30年前の作業方です。
部分的な再発注ができないため一発勝負となるのがデメリットです。
スマホの保護シールでも2枚入っていますよね?2枚目で綺麗に仕上がり救われた方も多いと思います。
カーフィルム専門店でも貼り直しなく仕上げる事は難しいものです。
1台につき1セットでは仕上がりを妥協せざるを得ないリスクがあることが伝わるのではないでしょうか?
その失敗を防ぐ目的なのか?各箇所のフィルムサイズは小さめで隙間が空いてしまいます。
COMPARE施工の比較
ディーラーでの施工は、「窓の隙間」「三角窓」「ストップランプ」「デジタルインナーミラー」「コネクター部分」の切り抜きなども極端に大きく、見た目のこだわりをまったく感じません。
※特にノア・ヴォクシーの純正カーフィルムは酷いので必ずネット画像で調べてください。(汗)
金額はどちらがお値打ちなのでしょう?
当店ではカーフィルムページ下でメーカーと車種を打ち込んで頂けたら作業金額はすぐ見れるようになっております。
ディーラーとは、素材+仕上げ方+手間のかけ方がまったく違いますので、その点も踏まえ判断して頂けると嬉しく思います。
凄く手間がかかり難しい車種でも、オプションカーフィルムのが安いことが正直あったりしますが同じ手間をかけていないからです。
↑に示した画像のように無理せず貼れるように貼る作業でしたら当店もお安くすることは簡単です。見た目や隙間への追及はせず、貼れる範囲だけ貼るという選択がディーラーのカーフィルムです。
ディーラーで頼めば中間マージンは当たり前
お客様も分かって依頼していると思いますが、ディーラーでカーフィルムを依頼した場合、どの工程であっても下請け業者が作業しています。
下請け業者が作業した金額に中間マージンを上乗せした金額がお客様に請求されています。
この中間マージン・上乗せ金額がえげつない営業所もたくさんあり、作業した業者の請求額より、ディーラーの取り分が多いなんてよく聞く話です。
今はグーグルで「お客様の地域からカーフィルム」と検索すれば、その業種で運営しているお店を直接見つけれる時代です。
右から左の中間マージンを取られることはもう当たり前では無いのではないでしょうか?
リアガラスは1枚貼りにこだわります
一般の方が貼れそうで貼れないのがリア1枚貼りです。
ディーラーもカーフィルムをオプションとして扱っていますが1枚貼りはできません。
2枚か3枚の重ね貼りとなってしまいます。
リアガラスは湾曲しておりカーフィルムをガラスにのせるとこのようにシワだらけになります。
この程度はまだ楽なほうでVWビートルなんかではもっと凄いシワとなり、1枚貼りができる、できないの境界になると思います。
そのような車種でも当店は1枚貼りで仕上げております。
※どうしても1枚貼りできない時は事前にお伝えいたします。
WORKS施工の様子
POINT01
車両に合わせてサイズ調整
シワがあった部分をヒートガンで炙り、フィルムを縮めていきます。
全体を熱収縮させガラスの湾曲と同じ形にしていきます。
POINT02
細部まで徹底した貼り込み
国産車は基本リアシートは取り外し、しっかり養生して貼り込み作業をしております。
POINT03
シワは一切無し!美しい仕上がり
熱加工してガラスの湾曲に合わせていますのでシワなどは一切ありません。
分割による光の漏れなどもありません。
どちらが見栄えが良いかは一目瞭然です。
純正カーフィルムの赤外線(IR)
80%とか90%カットという数字を高性能とだまされてはいけません
ディーラー純正品にある赤外線(IR)カットの数値は嘘ではないのですが、その数値分涼しくなることはありません。
赤外線(IR)は体で感じる断熱、遮熱ではありません。
あとメーカーの裏情報ですが、このような測定には範囲というかゾーンみたいなのがあり数値を多く出せるそうです・・・
※当店ではフィルムの断熱、遮熱は、ソーラーメーターにてテスト計測を行って判断しております。
※ディーラーの扱うフィルムが専門店が扱うフィルムより格段に性能が良いことなど絶対にありません。
変色するカーフィルムにもご注意ください!
カーフィルムは商品選びが肝心!
お客様が一番困るのがカーフィルムの変色です。
ネットなどの安いカーフィルムはすぐに変色しますし、プロ用カーフィルムでも変色が早いメーカーがあります。
数年は黒かったカーフィルムが紫色になってきたという経験があるお客様もいるのではないでしょうか?
画像はディーラーで依頼したカーフィルムですが3年でこのような色合いになってしまったそうです。
これはオプション品などではなく、下請けさんの仕事です。プロ用フィルムでこの色味になってしまっているのです。
当店が扱うウインコスのカーフィルムは車で言うトヨタみたいな存在です。
歴史のあるきちんとした商品を正しい施工液で貼りますので、色落ちなどのトラブルはおきないので安心してください。
ついでにカーフィルム選択のアドバイス
僕の自宅の壁紙クロスは、ごく普通の白いクロスですが凄く考え抜いております。
質感で言えば薄いクロスで塗装のように見せたかったのですが、
職業病で、つなぎ目、下地処理の断面が気になるだろうと思い少し厚めのクロスを選びました。
その後、店舗改装にて事務所に珪藻土風の薄いタイプの物を使用しましたが、やはり下地が目立ちますね・・・
天井には黒いクロスを選択してみましたが、薄いうえに黒いクロスは、作業の汚れなどがとにかく目立ちます。
車と同じで黒を扱うときは普通の行動では追い付かないんだなと思いました。
カーフィルムの選択にも同じことが言えると思います。
難しい素材を選び、言い訳される仕上がりよりも、
お客様の拘りの範囲内で上手くおさまるような素材を選択してあげる。
断熱など一点を強調し良いフィルムとして売るのではなく、
仕上がりも含めトータル的にアドバイスできるよう心掛けております。
最後にディーラーの下請け経験もある自分からのアドバイス
自分は車1台での出張作業メインで開業したので、ディーラーのカーフィルムへの扱いは痛いほど分かっています。
作業はいつも駐車場の隅や洗車場みたいな場所でカーフィルムを貼っていました。現在の出張業者も同じです。
夏場は触れないほど熱いガラスを濡れた新聞紙で冷ましながら作業して、冬はびゅーびゅーの風の中で失敗を繰り返しながら貼ってました。(泣き)
このように作業してきた自分が言うのも変な話ですが、カーフィルムは場所が凄く大事で、風を遮る環境がないと絶対に綺麗には貼れません。
恥ずかしながら出張作業の時は気がついておらず、店を建てて出張作業の下請け業務を止めてから気がついてしまいました。
今の自分と出張時代の自分、どちらにカーフィルムを貼ってもらいたいか?
もちろん今の環境で作業できる自分を選ぶので、お客様にもそのようにアドバイスしたいのです。
外での作業は細かな視点で絶対に差があり、その差に気がついてくれるお客様が今の当店を支えてくれていると思っています。
このお客様たちは、僕が貼ったカーフィルムとディーラーのオプションカーフィルムならすぐに見分けがつくでしょう。
見る人が見れば一目瞭然、気にしない方からすれば大した差は無いことは分かっていますが、やっぱりもったいないと思ってしまいます。
ディーラーのオプションカーフィルムが当店の半額なら口を出しませんが、十分に当店や専門店に依頼できる金額ですので是非一度ご相談ください。
カーフィルム施工は購入された車に一回限りが理想です。
そして一番最初の作業が一番綺麗に仕上がるので貼り替えなどないように選択してください。
ご来店をお待ちしております。